私たちは、自分たちの住む地域に不法に捨てられているゴミを回収し、自分たちの環境は自分たちで守ろうと不法投棄のゴミ回収をはじめて、3回目となりました。
住宅地にはさすがに多くはありませんが、農道や人家がないところには車で来た人たちが食べたお弁当の空や、飲み物の空き缶、ペットボトル、ビールの空き缶、紙くずがいたるところに散らばっています。
農家の方は、片付けるのは悔しいし、見るのもいまいましいというのがよくわかります。私たちが回収していたら、「困るよねえ」「ご苦労さん!」と声をかけてくれました。
また、人目を逃れて布団や衣類の束も捨てられていて、月日がたち変色してボロボロとちぎれます。家庭の空き缶・ペットボトル・焼肉のたれなどの容器・ビン等を燃やすゴミとは分類したものの、さらに細分化しないと市のごみに出せないものだから、道路のふちに置きっぱなしというものもありました。
このごみを置いていった人に「誰かがこうしないと自分が置いたごみはなくならない」ということにいつか気づいて欲しい。
この回収を始めてみて、「ここだったら」とか「誰かが何とかするだろう」という人のためにどれだけ多くの人が迷惑を被(こうむ)っているかを知ってもらえたらと思います。
ワゴン車での回収のため、いっぱいになったら終わりとしています。回収しきれず、「もう見ないことにして帰るしかないね。」と、次回に回したごみの多い事!
今回は、タイヤ3本、布団1枚、空き缶大袋満杯、ビン1袋、ペットボトル1袋満杯、燃えるごみとして古着の不法投棄・ビニール・お菓子の袋・飲み物のパックなど大袋3杯、壊れた傘、鉄くずなどご覧のとおり。
ごみに対する意識はまず一人ひとりから。そして、その住民の意識の高まりが企業や商店の意識を変えていく力になると思っています。