松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

6月4日 「ひらつか・9条の会」発足!

2005年6月5日

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平塚でも「9条の会」をつくろうと長い間準備してきた人たちがいます。宗教者、弁護士、医師、文化人、障害者団体など様々な分野の方たちが、「9条を守ろう」の1点で力を合わせ取り組んできました。

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6月4日、40人の呼びかけ人で「ひらつか・9条の会」が発足しました。当日、平塚市中央公民館には500人からの人が集まり「二度と戦争をしない国」を守ろうと決意しました。

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1時45分から、「川崎太鼓仲間・響」の皆さんによる太鼓が会場にとどろき開幕しました。若い牧師さんご夫婦による司会で、6名の方々が戦争体験や戦争について貴重な話をされました。

平塚で空襲にあった人の話や、広島で被爆し、窓ガラスの破片が突風で突き刺さり、今も傷跡が消えていない話、東京で焼け出されたという人は、父は病弱で出兵しておらず、病院に行ったら「お国の役に立たないものに渡す薬はない」と言われ、戦争中なくなったと言うことを語りました。

あるお寺の住職さんは、アフガニスタンに行ったときの話をされ、カブールで戦うことの無駄を知ったと言います。青年は、「今の社会は若者にとって厳しい時代。だからこそ9条の大切さを思う。こうして緑がきれいだと感じていられるのも平和だからこそ」と語りました。

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医師である寺田公明氏は、今まで病気の予防を長年やってきた。今度は戦争を予防する番だと語りました。いま「マツケンサンバ」が流行っているが、私は「9条サンバ」を作ってみたと言って、詩を朗読されました。

また、鳩は「平和の鳥」といわれている。鳩は「九に鳥」と書く。「9条の鳥が、鳩である」となかなか面白いことをいわれました。

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いよいよ、大原穣子さんの講演を約1時間聴くことができました。最初に「小泉さんがブッシュさんに尻尾を振るたびに私は忙しくなる。」と言って、会場を笑わせました。

そして、「中国に行ったとき中国人の思いを知り、それがずっと背中にのしかかっている。いま、方言の指導者として仕事をしているが、その人の役柄というものは同じことばを使っても生きてきた過程で内容が違ってくるんだ」と言われました。

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今、日本人のなかに過去の戦争を「正しい戦争だった」と言うものがいる。そういう過去の認識で物事を見るか、戦争の過ちをしっかり認識して物事を見るかでは、日本という役者の顔が(人相が)大きく違ってくるんだと言うことを感じました。

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大原さんは憲法を、広島弁、大阪弁などに言い換えてこころに染み入ることばで語ってくださいました。最後に再び「川崎太鼓仲間・響」の迫力ある演奏で、発足会の幕を閉じました。


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