8月25日、台風11号が関東に接近。朝から、激しい雨が降りました。
伊勢原の桜台近辺は、高いところから雨が川のように流れ、昨年の台風22号のときを思い出し、気が気ではありませんでした。
高根の高麗山付近、打間木、長持・・・このような雨になると心配なところがあります。夕方見てまわったときには、まだ異常はなかったが、一番危ないのは夜中になる模様。
夜9時過ぎに、気になる方々に電話をしてみると、やはり「大丈夫とは思うけど・・・」「このまま、何もなく行ってくれるといいんだが・・・」と、心配の色を隠せません。
26日の明け方3時ころ台風が去り、静かな朝を迎えました。
5時過ぎたころ、電話が鳴りました。「○○です。何とか家までは水も入らず、大丈夫でした!」と、一報が入りました。
急いで現地に行ってみると、昨年の22号のときよりは少ないにしろ、道路が冠水ししばらく外に出られる状態ではありません。
市の担当の方も状況がわかっているので、早々に土嚢を積んでくださっていました。しかし、これでは出勤したくても水が引くまで待つか、特別の長靴が必要です。それでも、住民の方は「ご心配かけました。」と・・・。
その地域の方々の一晩中の心配をよそに、台風一過の朝。何事もなかったかのようなきれいな空に、実を入れ始めた稲穂が揺れていました。
毎年、大雨のたびにこれを繰り返している住民の方々の思い。はやく解決しなければ・・・!