平塚西郵便局は、移転して10年前後のまだ新しい庁舎が南金目にあり、平塚市内の郵便番号259の地域の集配を受け持っている局です。
前回にもお知らせしましたが、ここは職員40人、ユーメイト(アルバイト)50人が働き、受け持つポストは48か所、毎日2コースに分けて集配しています。
一日に約2万6千通の郵便物がここから配達され、速達や小包は以前よりも多くなっているとの説明がありました。
ところが、今年の秋(九月か十月ころ)実施の予定で、集配は平塚郵便局(本局)と統合され、西郵便局は窓口業務だけになることが職員に通達されました。
昨年の国会で、竹中郵政民営化担当大臣は、「原則として、過疎地の郵便局は維持される」と答弁しましたが、4月11日、私たち平塚・大磯・厚木などの共産党議員が、衆議院会館で郵便事業本部の担当者たちに説明を求めた対談では、「集配廃止局はまだ増える可能性がある」ことを明らかにしました。まったくの約束違反です。
本局で一手に平塚全域を受け持つことになります。今まで西郵便局で集配を受け持ってきた一日3回の回収業務が、これからは少なくなってしまうかもしれないと、職員の方も心配をしていました。
「書留など印鑑の要る郵便が来たとき、留守にしていたら平塚局まで取りに行かなければならない」「今まで3回収集していたポストも、一日に一回ということになれば、手紙が届くのが遅くなっちゃうわね」という不安も現実になるかも知れません。
職員のリストラがあればその人の生活への影響は多大なものですし、一方では、広範囲な地域を受け持つことになり過重な業務にもなりかねません。これが小泉内閣のすすめる(行政改革)の正体です。