松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

九条かながわの会に4000人が参加!

2006年5月20日

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この催しについて、プログラムにこういうコメントが書いてありました。

「この60年間を戦争せずに過ごしてきた私たちの国では、第2次世界大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争・湾岸戦争そしてイラク戦争と祖父・父・息子の3代が兵士としての経験を持つ家族もいるアメリカとは異なり、実際に戦争を経験した人々を身近にもつ人が少なくなりました。

日本人が経験した最後の戦争である第2次世界大戦中に、日本軍が行った残虐行為の一つである731部隊(大日本帝国陸軍関東軍防疫給水部本部)による「実験」について知ることで、戦争になったらいったい私たちになにが起きるのか、加害者・被害者双方の立場で考え、想像をめぐらしたい、その上で、私たちの平和憲法を守ることがどんなに大切なことか改めて確認したいと、このプログラムを企画しました」と。

横浜文化体育館で行われた神奈川の「9条の会」には、県内各地から4000人が参加しました。

平塚からはバスを借り切って参加しましたが、我が北の地域ではこのチャンスを逃さず、お弁当を約40食作って参加者に買ってもらう計画を立て、朝から張り切っての参加でした。

「のむぎ平和太鼓」の演奏で始まり、吉田要さん指揮の「アメイジンググレイス」や池辺晋一郎氏指揮の「悪魔の飽食」の合唱組曲が披露されました。

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「報告と問題提起」が「9条かながわの会」の岡田尚さん(弁護士)から行われ、「悪魔の飽食」の作者森村誠一氏とその組曲を作曲した池辺晋一郎氏とのダジャレ頻発の楽しい対談や森村誠一氏の講演、小山内美江子さんの講演で、憲法の危機を全国民の知恵と理性で乗り切らなくてはいけないと決意を新たにしました。

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最後に県内で「9条の会」を立ち上げて頑張っている報告が次々と行われ感動的でした。

今回のようにバスで参加することは、開場まで座って行けるメリットだけでなく、ひと時を共有する連帯感も培われとてもいいなと思います。

お弁当を買ってくださった方から、「安すぎるのでは?」という嬉しいメールを下さった方も居られます。

こうして皆で出かけられるのも、今が平和だからこそです。戦争が始められようとする頃には、「共謀罪」が大手を振って、一人ひとりを監視して、このように皆で一緒にどこかに出かけることもできなくなるでしょう。

いま日本の国は、国民保護法や憲法改悪、そして、まずは子供の頃から国の言うことに逆らわない子に育てて戦争にも素直に参加する子供作りを進めようとする「教育基本法の改悪」さらには共謀罪などが連動して出されてきて、今まさに、戦争前夜なのだということを、ひしひしと感じます。


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