(神奈川大学のイチョウ並木にも秋の気配が・・。)
=今週の議員団ニュースから=
国が進める「地域医療構想」によって、今後平塚市民病院はどういう患者を対象に診る病院になるのかが決まっていきます。市民が望む市民病院とはどういう病院でしょうか。市民病院は昨年度から「平塚市民病院あり方懇話会」を開催してきました。その報告書では
●将来の社会保障制度や平塚市周辺地域の医療需要を研究・検証し、自立的・持続的な健全経営の下、市民のニーズに応える医療を実行する。
●市民の期待に応える公立病院としての立場から、また、高度急性期医療を持続的に担ってきた経緯を踏まえ、高度急性期(救命救急を含む)と政策医療である小児・周産期医療等を継続的に高度に両立して担うことができるユニークな病院とする。
としています。私たちには「救命救急を含む」とこれまでとどう違っていくのか、ユニークな病院にした場合経営はどうなるのか、全く見えてきません。
国の新公立病院改革ガイドラインでは、経営状態が悪い公立病院は、地方独立行政法人化、指定管理者制度導入、民間譲渡等経営形態の見直しを引き続き推進するとしていることから、今、重要な岐路に立っています。
「あり方懇話会」を踏まえて今、「次期平塚市民病院将来構想検討会議」が開催されています。
次回は9月20日午前10時から12時まで、平塚市民病院の2階で開催されます。傍聴希望者を募集していますので、大いに参加して市民病院の実態を聞いていただきたいと思います。