私たち共産党議員団は、毎週木曜日には平塚駅西口、金曜日には平塚駅北口に立って、朝6時半から8時まで通勤・通学の皆さんに「議員団ニュース」をお配りしています。
そこで気になることは、タバコを吸っている人が「タバコの吸殻をどうしているか」ということです。
自分の携帯灰皿で処理する人、駅前の吸殻入れに入れていく人、足元に落として靴で消していく人、足元に投げて煙が出たまま知らん顔していく人・・・いろいろです。
もし自分の勤務する会社とか個人の名前が入ったタバコであれば、同じことをするのかな・・・。自分が捨てたタバコが、次の日も次の日も同じところにあって、山になっていくのを見たら「まずいな」と思ってくれるのでしょうか。
平塚の街をきれいにしようと、毎日毎日掃除をしているから、捨てた人が帰ってきたときには何もなくなっています。
吸殻を捨てた人も、「ここにタバコを捨てたのに、なくなっている」なんて思ってくれる人がどれだけいるのでしょうか。
捨てられた吸殻が、そこからなくなるまでどんな風になって、どれだけお金がかかっているのか考えてみてほしいなと思います。税金の使い方を指摘する前に、自分の「つい・・」もあることを。
そして、そのタバコが思わぬ火災や、他の人の健康被害を起こしてきたことを思い起こしてください。
「ポイ捨て条例」は、自分で自分の首を絞めるもの。
共産党議員団は「平塚市さわやかで清潔なまちづくり条例」など「罰則付き」の条例を作るべきではないと主張してきました。時間をかけても、啓発していくことが先であり、罰則で脅かして言うことを聞かせるやり方は良くないと思うからです。
しかし、一人ひとりが、もう少しモラルを守っていれば、平塚市民も「罰金つき」の条例を作ってほしいなんて考える人はいなかったのではないでしょうか。
平塚市では、10月に施行される「平塚市さわやかで清潔なまちづくり条例」を前に、啓発キャンペーンが行われています。