松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

5月3日、60回目の憲法記念日

2007年5月3日

共産党平塚北支部では、心地よい春風そよぐ3日、60年を迎えた「憲法記念日」を祝い、地域で街頭宣伝を行ないました。

午前10時から、宣伝カー1台とハンドマイク隊2組で、いま日本の平和憲法がおかれている危機的状況や情勢を語り、いまこそ「平和憲法9条」を守ることがいかに大切かを訴えました。

ハンドマイク隊は、北の地域を中心に回り、私たち宣伝カー組は中原・南原・御殿地域、金田地域、広川・金目・真田地域とまわりました。

道行く人たちが、あちこちでにっこりと会釈をして激励してくださいました。

そこからも、いかに国民の気持ちとはかけ離れ、自民・公明政府が一方的に憲法を変えようとしているかを感じ取ることができました。

国会の中では何が何でも変えようとしているけれど、公聴会ではもっと慎重に検討すべきという意見が大半です。

憲法といえば国の最高規範です。ところが内容自体国民にわかりにくくし、じっくり検討する時間も与えず、今国会で早急に決めようとしていること自体、国民にとっていいものであるはずがありません。

だからこそ、追求されないうちに決着を付けたいのです。

070503-1

アメリカと一緒になって海外で戦争する国に変えようとしていることを、どれだけの人が知っているでしょう。テレビでは「時代にあったものにするのは当然のこと」といって、中身を語らずに「賛成」している人をわざわざゲストに呼んで軽いタッチで話しているのを見ました。

これを自民党と公明党が率先して行なっていることを、私たちはしっかりと心に刻み付けておきましょう。

皆さんに訴えます!

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● 今日は5月3日、憲法記念日です。60回目を迎えた今日、皆さんと「憲法について」ご一緒に考えてみたいと思います。みなさんいま、自民・公明政府は、憲法9条を替えて日本を海外で  戦争できる国にしようとしています。安倍総理大臣は「美しい国」どころか、かつての「恐ろしい国」に戻そうとしています。

● この60年間 日本は一人も他国の人を武力で殺していない、そして、一人も武力で殺されませんでした。それは、日本の憲法9条が「戦争の放棄」「武力を持たない」ことをしっかりとうたっているからです。

● 平和憲法9条は多くの国民から支持されています。朝日新聞の調査でも「この憲法があったからこそ、戦争をしないでこれた」と考えている人は78%もいます。今の 憲法を変えようという動きは決して日本国民から上がってきたものでなく、アメリカが引き起こしたイラク戦争が泥沼化し、日本に軍隊を持たせて手伝わせようという、アメリカの強い圧力によるものです。みなさん、平和憲法を守り、戦争反対の声を上げましょう。

● 日本は太平洋戦争で、2000万人ものアジアの人々を犠牲にし、日本の国民も330万人もが殺されたり、飢えで死んでいきました。あんな戦争を二度と繰り返してはいけない、家族を二度とあのような目にあわせたくないと、憲法9条ができたのです。

● 日本の政府は、アジアの国々に対し、二度と戦争をしないという立場を貫き、友好外交を進めていくべきです。ところが、アジアの国民感情をさかなでするかのように靖国参拝を繰り返し、わざわざ摩擦を引き起こしているのです。侵略戦争を指揮した戦犯が祭られている神社を、総理大臣として公式参拝すること事態、世界の常識から考えても異常です。

● いま、日本にある米軍基地では、再編強化が進められ、日本の自衛隊と米軍との合同訓練が行われています。あと、憲法を変えさえすれば、即、私たちが住む神奈川の米軍基地からどんな国にでもアメリカが行う戦争に出て行けるようになっています。

● いま、自民・公明政府が実施しようとしている「国民投票法」は、“国民の意見を聞く”ためのものではありません。どんなに投票率が低くても改憲できる、公務員、教育者は自由に意見をいえない──問答無用に、9条を変えてしまう法案です。

● 戦争で子どもや夫を殺され、苦しめられた母親たちが、平和のために戦ってきました。いま再び、私たち(母親)が言わなければならない世の中になってしまっています。これだけは、この今の平和だけは!皆の力で守ろうではありませんか。

● いま、「憲法9条を守ろう」と全国で6000もの「9条の会」ができています。平塚にある「ひらつか・9条の会」では、本日午後1時半から市民活動センターにおいて「5・3憲法集会」が行なわれます。ご一緒にこの「9条の会」の集会に参加しましょう。


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