5月14日、憲法第9条改悪に直結する「国民投票法」が、参院本会議で自民、公明与党の賛成で強行成立させられました。
しかし、多くの国民が今国会で成立させることに反対しており、法案の審議でも、「国民投票に最低投票率の規定すらなく、公務員や教員の活動を制限する危険がある」など問題点がつぎつぎ明らかになっているなかで、強行に採決したのです。
今年憲法が発足して60年を迎えました。読売新聞の世論調査では日本の繁栄の大元となってきた「憲法」に対し「評価している」と答えている人は「大いに」「多少」をあわせると85%にもなっています。
さらに、「安倍内閣に優先的に取り組んでほしいもの」として「憲法改正」をあげた人はわずか6.2%しかいないという状態にもかかわらず、国会議員の数の力で何が何でも憲法を変えようというのです。
市民運動はこれからが本番
5月19日(土) 「ひらつか・9条の会」では、紅屋町にある「まちかど広場」で、「街角トークと音楽のひととき」と称してトーク・リレーや歌、踊りなどそれぞれが思い思いの方法で「平和の大切さ」や「9条が果たしている役割」などを表現しました。
これには、若者から戦争の惨禍をくぐり抜けてきた人など幅広い層の人が参加し、商店街を行き交う方々にアピールしました。
若者の手作りの歌や「千の風になって」などを会場の皆で口ずさみ、表現豊かな「岸壁の母」の踊りに拍手が起こりました。
平塚市議会議員からは、江口友子議員と私が参加して「9条を守るために皆で力を尽くしましょう」と呼びかけました。