今年50回目を迎えた「原水爆禁止国民平和大行進」は、「核兵器のない平和で公正な世界の実現をめざし ごいっしょに歩きましょう!」をスローガンに、8月の原水爆禁止世界大会の成功をめざして全国11コースから出発しました。
東京~広島コースは、今月6日東京・夢の島にある第五福竜丸展示館前を出発し、16日夕方には茅ヶ崎を通過し、平塚に入りました。
翌日の17日朝9時、平塚市役所前で行なわれた出発式には、雨の中を長靴にカッパを着た参加者や見送りの人約150人が集まりました。
平塚市は空襲で大きな被害を受けたまちであり、大藏市長は毎年この行事に参加して挨拶をされています。
この日は「『アイラブピース・ひらつか』をキャッチフレーズに、7月中旬から8月中旬までを平和月間と定め、『市民平和の夕べ』や親子を広島に派遣するなど平和の尊さを体験する取り組みを行なっている。何よりも行政と市民が一緒になって、不断の努力が大切 」だと、挨拶されました。
実行委員や各団体からの挨拶のあと、大磯・二宮へと向かって行進です。
今年は、共産党議員団は臨時議会のため、市役所前から参加者を見送りましたが、行進の先頭は高山和義氏(くらし・福祉相談室長)が務めました。
行進は「すみやかな核兵器の廃絶」と、憲法九条を守ろうと呼びかけながら進んでいきました。