今年の6月は、私の母がなくなって13回忌。家を継いでくれている兄夫婦が、いつものように前もって兄弟に連絡をしてくれました。写真は、我が家の代表、家を継ぐ兄夫婦。
わたしにとってこうした気配りは、本当にありがたいといつも思います。しかし、連絡をもらっていたのに行事が入ってしまい(家族は間に合いましたが)、私は夕方からの催しにようやく参加できた状況です。こんな状態だからこそ、家を継ぐものの責任の重さ、気配りを感じずに入られません。
そんな、やっと参加できた法事の席で、お坊さんが言った言葉に一瞬、息を飲みました。母の供養を唱えたあと、私たちの家族一同に「いまの世の中はおかしな方向にいっている。いまこそ、憲法9条を守らなくてはならない。」と言われたのです。
こうした田舎であっても、宗教者の立場から、整然と「憲法9条を守れ」という立場をつらぬき、信者に打って出ている草の根の運動(教え)に感動しました。
こう訴えるお坊さんとの付き合いが、父の代から続いてきたことに感謝したいと思います。そして、掛け値ない国民の心底からの思いを、しっかりと訴え続けることが大切だと、このお坊さんに改めて教えられました。