JRPの写真展は9月7日から12日まで平塚市美術館で開催されました。私はとうとう最終日となりましたが、見に行って来ました。
リアリズム写真集団のことは、私の高校の先輩もやっていて知っていましたので、今回は是非見たいと思って出かけたら、会の吉峯さんはその先輩のことをよく知っておられ、びっくりしました。
世間は狭い!!その人は今でも私の故郷の松之山町で頑張っている人ですが、写真の世界での同期生とのこと。私のふるさと松之山は雪深く、自然がいっぱいすなわちすごーく田舎なんです。だから、結構名の知られている写真家も何人も居るし写真を撮りに来る人も多いんです。
毎日生活している地の人は、この時期の雨上がりはあそこだ!とか、この時期の朝霧はあそこと言う風に被写体が頭に入っているからすばらしい瞬間をとらえます。どうぞ写真が好きな方は、カメラを担いで松之山にお出かけ下さい。
視覚障がいの方もわかる写真展
吉峯みどりさんは、視覚しょう害のある方々のマラソンやウォーキングの模様を写しています。「せっかく撮ってもご本人に見てもらえないな」と思った瞬間、ちゃんと凹凸のある写真が置いてあり、手で触ると写っているものがわかる仕組みになっているのです。
すごい!!写っている方が来て下さり、ご自分で触ってみて「あら、私って案外細いのね」っておっしゃったんだそうです。
鏡でもわからないし、他人と比べることがなかったのかもしれません。
その言葉にすごい感動を覚えました。点字や、触れる絵本だけでなく、写真も出来ることを知り、とてもいい勉強をさせていただきました。