16日の明け方、寒くて目が覚めました。「あぁ、もうこんな寒さになるほど秋が来ていたんだ・・・。」と実感しました。
稲の色づきには気づいていましたが、まだまだ蒸し暑い日が続いていたので突然の寒さに驚かされました。
確かに田んぼは日に日に黄金色に染まってきています。
17日は早朝配達のあと、久しぶりに秋野菜の準備の手伝いをするため、夫について畑に行ってきました。
モロヘイヤ、ナス、キューリ、ずいきを収穫し、ピーナツの畑の草をとったついでに実のいり具合を見たくて1株抜いてみましたが、もう少し待ってから収穫したほうがよさそうで、8割から9割の出来というところでした。
ずいきのほかに水芋という九州地方で食べる芋も作っていますが、今年はあまり食卓への出番がまわってきませんでした。久しぶりに畑に行って姿を見て、忘れていたことに申し訳なく感じてしまいました。
これはまったくアクがないので、皮をむいてスライスし酢味噌で食べたり、清汁(おすまし)に入れたりするとおいしいんですよ。
ずいきは茎を切ってきて、皮をむき酢の物にしたほかは干していつか煮物にしようと思っています。
早速皮をむいて干したところです。「我が家で作った」野菜を加工するのって、とってもある種の満足感・・・優越感・・・(?)ともいえるような喜びがあるんですよね。
農家の方々はいつもこの満ち足りた思いを感じながら仕事をしているんだろうな。
あたりはすっかり秋の景色。畑の端に植えてある黄花コスモスが風に揺れていました。
金田地域は平坦な土地のため、我が家の畑からもいろんな山をみることができます。大山、富士山、そしていくつもの山が重なって金田ではこんな山も見えるんです。
この山のことを地域のおばあちゃんは「男山だぁ・・・。」といいます。