すごい雪の日になりましたが、毎年恒例の「新春のつどい」が金田公民館で行われました。
この日の為に、それぞれの担当役員の方々は、前日から準備に追われたことと思います。当日は冷たい雪のため、早くから公民館の中を暖め来場の皆さんを迎える準備をされていたのです。到着すると、広い会場はぽかぽかと暖かく「ほっ!・・・」と安堵の息が漏れました。
私はそんなお心遣いにも気づいていないで、会場に向う途中、積もった雪の上を歩いていたらなんとも懐かしい言葉を思い出していました。
10センチほども積もった雪道ですから、そのときは長靴を履いて歩いていたのです。すると、積もった雪の上を長靴で踏むたびに「グゥ・・・、グゥ・・・」と音がして、思わず、「あ、今日はグーグー雪だぁ!」っと心の中でつぶやいたんです。
「グーグー雪」!
これは雪国「松之山」の言葉だったのです。久しぶりに雪道を踏みしめていたら、何十年ぶりかの言葉を思い出していました。
大蔵市長は、雪にもかかわらず今年もご出席くださり、金田の皆さんの心温まるもてなしに、市長からも嬉しい感謝のお言葉をいただき、和やかなひと時が始まりました。
連合自治会長さんからは、新年の挨拶のなかで、現在金田の地域でとりくむ「子供の登下校と地域全体の安全」について説明がありました。みんなで考え、皆で取り組み、かつ無理なく継続できる防犯意識。
私たちも、言葉や気持ちだけでなく実効あるものにしていかなくてはいけないと、真剣に語られる自治会長さんから「新年のお供え餅のような重み」をいただきました。
また、この地の名物、金田の凧があちこちの壁に飾られています。テーブルには、すばらしいお料理の横にしっかり「寺田縄のいちご」が添えられています。そして、テーブルごとに皆さんが丹精こめて育てている「盆栽」が飾られました。
おそばの屋台も出て、大人気。竹の器に盛られてくるので、なんとも「食」を楽しむ心が嬉しいですね。公民館長さんや主事さんたちも大喜び。
カラオケあり、舞踊あり、年男・年女が紹介され、コーラス・・。
この日のためにお願いしていた、太鼓やお琴は雪のために搬出が難しく中止となりましたが、芸達者が大勢居られ、また話も弾んであっという間に時間となりました。
今年も、金田の皆さんの結束で、和やかな1年となりますように。今年もよろしくお願いいたします。