平成24年度から小児医療費助成を小学校6年生まで引き上げる条例改正が、9月議会に上程されます。
2003年の春、私が初めて議員になった時は小児医療費の無料化はまだ3歳まで。所得制限なしは0歳児だけという状況でした。
その年、大藏市政のもと「その年の秋から4歳まで無料、所得制限撤廃」を掲げましたが、議会から修正案が出され2004年度から「6歳まで無料、所得制限あり」が議会の多数で可決されました。
その後、2009年度からは小学校3年生まで引き上げられ、所得制限もようやく就学前まで引き上げられました。
上の写真は、8月20日の市政報告会の一コマ。
今回「小学6年生まで」となり、これまで運動してきた子育て中のお母さんたちの切なる願いが、実ったことと嬉しく思います。
しかし、子育て中の父母の所得はそう大きく違いません。わずかに所得が高いからといって無料でない家庭でも、小学6年生までには複数の子供が居ることでしょう。わずかな所得の差で助成を受けられない家庭は、2人・3人と病院通いしたら堪りません。
少子化が叫ばれている中、3人、4人と育てようと思える「温かい市政」が望まれます。『あとこれだけあれば、みんな無料になる』という金額を市の担当課から出していただきました。
今週の議員団ニュース、どうぞご覧ください。