平塚市議事堂がいよいよ解体工事に入るため、議事堂の正面は工事用の壁面で覆われました。
市民からは「議事堂外壁の壁面建築は彫刻家小野譲氏の作品『静と動』であると聞いております。戦後のモダニズム建築物の代表として残す価値のある建物であると考えます」「できれば、新庁舎建設の設計に組み入れて保存してほしいです。」などの声がありました。
しかし、市では「議事堂外壁のコンクリート製彫刻は、片面で長さ約36メートル、高さ約9メートルの大きさで総重量も200トンを超えている。建設後の経年劣化、保存スペースや保存費用の確保など現形のままの保存は困難。」との考えを示しました。
こうして3人がこの議事堂を背景にした写真も、昨年4月に写したこれが最後です。
市議会は、6月定例会から約2年間(市庁舎の第1期工事が終了するまで)は、勤労会館を仮の議場として開かれます。
議会局事務室・議員控室などは市庁舎新館(選挙管理委員会の横)に移転しました。私共の議員団控室に御用の際は、こちらにおいで下さい。