住民税などは低所得であれば非課税となりますが、「国民健康保険税」は収入ゼロでも「保険税」は課せられます。こうした人たちに、さらに均等割、平等割の基準額を上げられても、払えないものは尚のこと払えない。
国保に加入している若い世帯は、小規模経営の事業所や商店勤めなどです。子育てするだけでも必死。「もうやっていけない!」というアンケートに寄せられた声は本音そのものです。
国民健康保険税がこんなに高いのは、国が半分負担すべきところを減らしてきたためです。国の悪政に泣く市民の実情を一番よく知っている自治体だからこそ、まず国に代わって救済するのが本来の地方自治の役割ではないでしょうか。
こんな市民生活がかつてなく厳しいときに、値上げをしたら、益々滞納世帯が増え、病院に行くのを控えて病気を悪化させる原因になります。ここは、しっかり「住民自治=福祉の心」を発揮して一般会計から繰り入れて市民生活を助けるべきです。
国保を払えず、病気を我慢している人がいることを知りながら、予算が余っても貯金に回し、さらに一般会計からの繰り入れも減らしてその分、国保税を上げる。
これではセーフティネットの機能が果たせません。平塚市は全国で最初に「自殺防止条例」をつくり、「心と命のサポート」に取り組んでいる市です。
「ひとつしかないあなたの命は、かけがえのないものです」と謳っている、この言葉が生きるためにも「国民健康保険税の値上げ反対」の署名行動にみなさんも参加しませんか!
日時 3月14日(月)1:30~3:00
場所 平塚駅北口周辺
「子宝草」の花を見つけました。