2009年度の仕事の点検作業で、「平和意識・啓発事業」に「見直し」という判定を下され、2010年度は「市民広島派遣事業」を中止されてしまいました。
私は、昨年6月議会の総務経済常任委員会で「これからの時代、益々戦争を知っている人が減り、『戦争』の悲惨さ、『平和』の尊さを伝えることの大切さと困難さが問題になる時に、なくすべきではない」との立場から意見を言い、
「今、仕事の点検作業で何を削るかが焦点になっているが、大事なものというのは、やはりいつの時代でも大事にしなければいけない。市民との協働ということで、でてこいまつりで2日間平和事業をやることになったというが、それはそれで大事なことであり、広島、長崎への派遣というのは、また別の意味で平和の啓発活動ということでは重要な部分だと思う。今年度、中止ということだが、これからどういうふうな方向で行くのか、ぜひお聞きしたい。」
というと、市の担当課は「近隣市町村では、ほとんど22年度も同様に、広島、長崎への派遣は実施しております。 ですから、また市民広島派遣につきましては、今年度の事業を見まして検討させていただくということで、よろしくお願いいたします。」と回答していました。
その後、市民や団体からも「なぜなくしたのですか?」という問い合わせが次々とあったといいます。
そして、この3月議会に上程された「2011年度予算書」には予算が計上されました!
3月3日の総務経済常任委員会で、広島派遣事業の「復活」を確認し、この事業に対する市の思いを質しました。この「平和意識・啓発事業」の件では平塚クラブの委員からも「大切なことだ」という意見が出され、とても心強く思いました。
復活した「市民広島派遣事業」が「平和」を希求する大切な事業であるということを、改めて皆の思いとしてさらに充実するよう働きかけていきたいと思います。
これ、和菓子です。春も行ったり来たり・・。