２月２日、厚木市文化会館でＪＡ神奈川県中央会、神奈川県農林水産団体協議会が主催した「ＴＰＰ交渉参加反対 神奈川の食と農を守る県民集会」が行われ、会場いっぱいの１１００人が参加しました。
壇上には、各地の農協組合長や、中央会の方々が勢ぞろい。そこには、湘南農協組合長布施さんのお姿も。
国会議員、県会議員や生協神奈川の専務理事も参加し、挨拶がありました。私達市町村議員は壇上の下の最前列に座り、その中でも共産党の地方議員は約５０人近くが参加して、会場参加者に連帯のエールを送りました。
民主党代表の挨拶には、「何しに来たー！」「帰れ、帰れ」というヤジが飛び、「民主党はＴＰＰ参加を言っているが、私は違う」と言い訳に終始。遅刻してきて、挨拶の後早々に退席していきました。
自民党は県会議員をずらりと並べ、一人ひとりを紹介し、選挙運動さながら。「ＴＰＰではなく、ＦＴＡを」といっていましたが、平塚市をはじめ近隣市議は一人も参加しませんでした。
河野幸司県会議員とともに壇上に上がった、共産党の紙智子参議院議員の挨拶が一番説得力があり、聞いていてもすっきり。会場からは、これまでにない拍手が起こりました。
そのあと行われた金子勝慶応大学教授の講演は、これまでの「ＴＰＰ参加の危険性」をさらに理論づけて、ＴＰＰ参加は農業・食糧の危機だけでなく、小泉構造改革でここまでガタガタになった日本経済を、とことん破壊するものだということを知らしめました。
目先の食糧の安値や景気回復に気をとられているうちに、日本経済が再生不能などん底に行ってしまうことを、今のうちに気付いて「ＴＰＰ参加」の道をストップさせなくてはいけないということを、改めて確認した講演でした。
今後も、ＴＰＰの危険な中身を多くの人に知ってもらうために、書き続けたいと思います。平塚の保守系議員の中にも「危険だよ」といいながら、表立って言えない議員が何人もいます。もう、黙っている場合ではありません。日本の将来のために、平塚の都市農業を守るために声を上げていく時です。
今年最後の「うたごえ喫茶・燦々」
議会の合間
１２月議会 質問しました。
