14日午後1時、共産党平塚市議団(渡辺・松本)と高山和義・くらし福祉相談室長は厚木基地正門前で、米海軍ヘリが9日夕方、平塚市内河川敷に不時着した事故に対し、今回は夕方だったこともあり、大きな事故にならなかったが、今後二度と起こさないよう抗議をしてきました。
綾瀬・座間・寒川・相模原の共産党各市町議団、はたの君枝元参議院議員、神奈川県平和委員会も多数駆けつけ、ここのところ、毎週のように起こしている米軍の不祥事に対し、厳重に注意をすること、原因を徹底究明し各自治体に報告をすること、住宅地域での飛行を中止することを強く求めました。
対応に現れた交渉部の職員は、こうした抗議行動の対応にも慣れていて、「私の口からはお答えできない」「伝えておく」という言葉ばかり。
今日、私達が来ることを伝え、そのために時間も設定したのです。「わが隊員が平塚市内で事を起こした」という気持ちが少しでもあれば、「実は、○○によるトラブルだった」とか、事前に報告できることを準備していてもいいはずです。
しかし、「まだ報告が来ていない」「今の段階では言えない」と全く誠意のないものでした。「トラブルを起こしたヘリコプターは、もう飛んでいるのか」という問いにも「48時間検査をすることになっている。」と。誰かが「48時間たったからもう、飛行しているのか」といっても「確認していない」という状態。
あんな目立つヘリで、しかも不祥事を起こしたことが分かっているのですから、飛んでいるのか、完全にOKがでるまで使用禁止になっているのかくらい、交渉部が把握していないはずがありません。
話している最中も、飛び立っていく軍用機、ヘリの爆音で会話が聞き取れないこともしばしば。住民にとっては、本当にいい加減にして!という気分がよくわかりました。
たび重なる事故続きで、毎週抗議に来ている平和委員会、住民の方たちの粘り強い行動に頭が下がりました。