皆さん、平塚に不時着したというこの米海軍ヘリを見てどう思いますか?
9日の夕方7時頃に平塚の相模川河川敷に不時着したという報道を聞いて、平塚市在住の平和委員会の人たちが10日の午前に現地に行って写してきた写真です。
いち早く聞きつけたこの人たちに、関係者は「返れ、そんなものはない」の一点張りだったといいます。
しかし、彼らは強く実態の究明を求め、この写真をとることができました。
当日、議会の予算説明会の席で、危機管理部長から不時着の経緯の報告がありました。そして、市長と市議会議長名で米海軍厚木基地司令官に「要請文」を提出したので、その文面も参考配布されましたが、改めて神奈川が基地の街であり、平塚も例外なく危険にさらされているという思いをしました。
先日3日にも寒川町の住宅近くの畑に長さ90センチにも及ぶ金属機材を落とし問題になったばかりです。非常に腹立たしい出来事です。
だから、しっかり見届けておきたくて、その人たちが写した写真を送ってもらって、それまで以上の憤りを覚えました。「何この絵!」
米海軍のヘリの機体に描いてある歌舞伎絵と刀、その上、機体前方に丸く描かれている絵。
あまりにも、日本人を馬鹿にしているではありませんか。
日本に基地を置き、日本の上空を我が物顔で飛行して、住民は音と振動と落下物に命が縮まる思いをこうむっているというのに、わざわざ軍のヘリに歌舞伎絵や刀の絵とは・・・!全く遊び半分で訓練飛行しているとしか考えられません。
しっかりと、原因の究明と公表を求めること、そして住宅地上空の飛行を中止することを求めます。14日には、厚木基地に抗議に行ってきます。