あけましておめでとうございます。昨年暮には、党と有志で開催した「平塚派遣村」にかかりっきりとなり、大みそかと元旦は夕方5時から炊き出しを行い、机に向かう間もないまま新年を迎えました。
元旦の夕方には、畑野君枝さんが駆けつけて皆さんの実態を聞いたり、トン汁のサービスをかって出て下さいました。
12月21日に相談会をやった結果、「これは放置できない」とみんなで話し合い、まずは暮と元旦の2日間を温かい食事で過ごしてもらおうと計画し、チラシを配ってお知らせしてきました。
大みそかは年越しそばとカレーライス、元旦はトン汁とおにぎりと焼いたモチを用意しました。ミカンや漬物の差し入れもあり、皆さんが、次々とお代わりをしてくれました。
開設して相談を受ける中で、「職場を辞めさせられると、即住む家までなくなる労働者」の実態が、今まで以上に深刻であることがわかりました。大みそかには29人が、元旦の夕方には37人が一つ屋根の下で温かい食事をとり、懇談しました。連日ボランティアで炊き出しの準備や差入れに協力してくれた人たちが本当に多くて、感激しました。元旦には、おにぎりを約300個つくりましたが、どんどんとはけていきました。
幼い子ども連れで相談に来た若い父親、行くところがなく相談しているうちに辛さに泣きだす青年など、将来ある人たちが苦しむ姿を目の当たりにして、これまでの自民・公明政権がやってきた政治責任の重さを痛感するとともに、一刻も早い労働法制の改正が必要です。
年明け早々から、暗い話となりましたが、今年こそ「みんなが」元気の出る年にしたいですね。今年もよろしくお願いいたします。