この3月に県と市の協調事業である、花と緑のふれあい拠点「花菜ガーデン」が寺田縄に開園します。周辺のいちご農家では、それに先駆け1月3日からいちごの摘み取り体験を開始しました。
各ハウスの中では、「紅ほっぺ」「とちおとめ」「さちのか」の品種が真っ赤な実をたわわに付けています。
初日なので、私は夫と二人で、今年から「摘み取り体験」を行ういちご農家6軒を訪ね、状況を伺ってきました。
午前中から、インターネットで知ったという人や、「臨月だけれど近くだから行けるね」といって出かけてきたという人など、どの農園にもお客様が数人ずつ来はじめていました。
いちごのきれいな緑と赤が目を引き、おなかいっぱい食べても、ほかのいちごが気になって出て来るには勇気がいりました。
昨年心配した「ミツバチ」も今年は順調に入荷しているということで、温度管理もしっかりされていました。お客様に「摘み取り」をしていただくのは初めてですが、どの家も親の代から出荷しているベテラン農家です。
お正月中とあって家族総出で、レジ係り、容器とミルク係り、案内などを担当していて、たのしい家族との触れ合いもできました。
夫と思いっきり食べて、「腹ごなし!」と、花菜ガーデンを一周。地元産物の大型直売所である「あさつゆ広場」も、完成まであと少し。
花菜ガーデンのシンボル「カレルチャペックの家」は、寺田縄の住宅地側からもよく見え、いよいよ開園間近ということを肌で感じます。