湘南平の中腹に「ペットの火葬場」を作ろうとしている問題を、2005年(今から4年前)の5月、6月、7月にかけてホームページでもお知らせしてきました。
上の写真:現在の写真です。奥まで竹が伐採されました。
住民には炭を焼くと説明し竹藪の竹を切り始めた地権者。気のいい住民は、「それはいいね」と切った竹の片づけを手伝った・・・。これがことの始まりでした。
ところが、その竹を切った空間に突然大きな炉を建設。住民にとって寝耳に水でした。こんな家のまん前に「ペットの火葬場」なんてとんでもない!
こうして地域をあげて「ペットの火葬場建設反対!」の運動がおこりました。
市も、市街化調整区域に建物を建ててはいけないと指導をするとともに、こうした住民とのトラブルをなくしたいと「平塚市ペット霊園の設置に関する指導要綱」をつくり、対策を講じた経過があります。
昨年7月に「まちづくり条例」が制定され、この要綱が条例にしっかりと盛り込まれました。市街化調整区域で「屋根」をつけたら「建物」となり、違反になるために「屋根」をとったままの炉が4年前のままになっています。
しかし、事業者はこの条例が施行されるぎりぎりの昨年6月末に新たな動きをしています。さらについ最近、業者を頼んで大がかりに竹藪の竹を伐採しましたが、住民には何の説明もしていません。
このような住民無視の事業者が、ここで何の事業をしようとしているのかわかりませんが、地域からも理解を得られるとは思えません。
ここは(上の写真)、湘南平の桜の名所。今年も桜のトンネルを見ようと多くの観光客が行きかっていました。今年も素晴らしい桜のトンネルとなりました。
こんな素晴らしいところに、動物を焼くにおいをたてられては大変なダメージを受けてしまいます。上の写真:トンネルになっている桜並木を外側から撮ってみました。