「妊婦健診」はいままで5回の助成券だったものが、今度H21年度から14回分となります。しかし、今度は1回目は1万円の助成だが、2回目以降は3000円までの助成で、それ以上になった分は自己負担ということになります。
今回14回にした意義はと聞いたら「国の指導が14回が望ましいと判断した回数なので、それに合わせた。20年度は一人に対し、3万6700円の助成だったが、21年度は4万9000円になるので、多少の上乗せができた」と言っています。
市民病院では2回目以降は大半が3000円で収まると聞いているとして、今回は「助成券」という形にし、額は3000円に決めたとのこと。
しかし、問題なのは、これは前回にも書きましたが、3000円以下の健診費の場合、その助成券が使えない場合があるということです。これでは14回助成する意味がありません。
24日、議会終了後でしたが、「大丈夫です、使えるようになりました。」と連絡が来ました。こうなったのは、この施策を練るにあたり、各部課の連携の不足から生じた問題だと思います。3000円で収まることと3000円以下は使えないこととは大きな違いです。市民病院が他の病院より安くしていたことが、逆に一番高い病院になるところでした。
しかし、何とか新年度を迎える前に解決したことで、安堵しました。これで、国が言う「妊婦健診14回まで無料に」には届きませんが、何とか今までより負担軽減となります。
市民病院に聞いたところ、「1回目以降の13回のうち一般的には7回分は3000円の助成券で自己負担なしで健診できるだろう」とのことでした。
金目川の土手に咲く桜