駐輪場建設問題が9月議会で否決されたことで、一時期平塚市民全体で議論が白熱した。そして、「噂の東京マガジン」でも取り上げて、議論していただいた結果は、やはり冷静な判断を下していたと思う。
何が欠けていたかといえば、市民と商工団体をはじめとした街の意見を十分に組み入れた計画ではなかったことだ。市としては「まちづくり交付金」を返還せざるを得なくなり、辛い立場に立たされたが、これによって得たものも大きいということを、他の議員とも話したところだ。
改めて、十分に市民の意見が反映され、商店主の声を聞き、買い物客が便利な駐輪場を行政と商店街とともに考えるきっかけになってほしい。
また駅を利用する市民、特に東側の地域から自転車を利用している市民の利便性も再考する機会になってほしいと思う。
9月議会でも言ったが、やはり市民への周知と協力がなくてはうまくいかない。これから「まちづくり条例」にのっとり、市民・まちの各団体(これにはJRも入っていただき)・議会・行政が充分な検討期間を持って、話し合っていいものをつくって行ってほしい。