松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

怒! 農薬・カビ毒汚染米が学校給食にまで!

2008年9月20日

今回の毒米の流通事件、全く許せない出来事です!腹が立って腹が立って、治まりません!日本の食料自給率が39%と、先進国と言われる国の中でも異常な低さが指摘されているところです。

大企業の車や電化製品などを世界各国に輸出する代わりに、米や野菜をどんどん輸入させ、日本の農業を見捨ててきた自民・公明政権。

日本のコメを減反・減反といって作らせない方向に追いやりながら、毎年必要もない外国米を77万トンも輸入し続けてきた、その挙句にこの事態です。

農薬やカビ毒に汚染された輸入米を返品もせず、食用以外に使えばいいやと農水省。こうした食品衛生法に違反した輸入米が、どういうルートで流れて、何に使われているかの確認もしないで認めてきたのです。日本の食を預かる農水省として許せないことです。その量は1996年から2007年までに1万677トンになるといいます。

それを、タダ同然の金額で譲り受けた悪徳業者によって、数か所の架空業者を通過したあと普通米となって化けて、焼酎や菓子、給食にまで使用されていたことに、恐怖さえ感じます。何を信じたらいいのか!!人間の常識・ルールはどこまで落ちるのか・・・。

学校給食という子供たちの健全な体と心を育む食の現場が、「安全」が踏みにじられ、企業の悪徳暴利の場とされてしまったことは重大です!

政府の無責任な規制緩和で、誰でも簡単にコメの販売ができるようになった。そこが、仕事に対する誇りがなくても、常識の感覚がなくても、事業に参入できてしまう構図を作っているのではないでしょうか。食料は、自国の農業者の手によって生産され「安心」がしっかり担保されることが基本です。

  • ミニマム・アクセス米の輸入を中止すること。
  • 減反政策をやめて、日本の米・農産物の普及を図ること。
  • 食料を扱う事業者に対し、安全性に対する指導を徹底すること。
  • 政府がしっかりと米をはじめ食糧の需要や流通に責任を持つこと。

これを早急にやっていただきたいと思います。

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「米づくり体験隊」に参加して自分たちが作った何より「安心」な米。

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我が家の野菜です。


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