第53回になる県の母親大会が、8月24日海老名で行われました。
「生命(いのち)を生み出す母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」
30年近く前の子育て中に、この言葉に巡り合い、感動に涙した私の大切な言葉となっています。
午前は、たつの素子さんの うた語り 「さんねん峠」。軽快な韓国語をまじえながら、朝鮮半島に伝わる昔話を独り芝居で演じます。
そこで覚えた「ウリナラコ」という朝鮮のわらべ唄は、私の耳からいまも離れません。今朝も早朝配達の合間に、車の中で口ずさむほどしっかり覚えてしまいました。
午後のオープニングは、県立海老名高校吹奏楽部の演奏。演奏も素晴らしいけれど、白いシャツにスラックスがとっても爽やかでした。
来賓としてご出席された、海老名市の内野優市長の言葉がとてもふるっていて会場いっぱいの1300人のご婦人がたは、一気に親近感がわきました。
午後の講演は「だまし博士のだまされない知恵」~くらし・平和・環境・憲法をみんなで考えよう~というタイトルで立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長「安斎育郎さん」。
各団体やグループで運動している婦人・母親からの報告や訴えもあり、これから行われる座間市長選の予定候補である「かもい洋子さん」も訴えをされました。
最後に、この日母親が大会に参加している間、保育室で待っていてくれた子供たちや保育士さんたちが壇上に上がり、会場からお礼の拍手が送られました。これが何といっても「母親大会」のいいところ。
今年も、素晴らしい大会となりました。安斎先生から教わった「だまされない知恵」を政治の場でもしっかり発揮していかなければ!
この大会開催にあたり、男性女性が一緒になって取り組んできた海老名の実行委員の熱意が各所に伝わってきました。