いま、中央図書館の開館時間は午前9時から午後5時までとなっており、毎週金曜日だけ夕方7時まで開館しています。今度6月3日からは火~金までの週4日間を7時まで開館することになりました。(祝日・休館日は除く)こども室は、4月~9月のみの時間延長で夕方6時までとなります。
この開館時間延長にあたり、委託費、市職員の人件費、光熱費などで約962万円の費用を見込んでいます。中央図書館では、開館の時間を延ばすだけでなく、質の転換を図っていきたいと意欲的です。
毎年「リサイクルフェア」を開催し、傷がついた図書や、除斥の本などを市民の方々にお分けしてきました。しかし、一日だけでは来られない人や知らずに終わってしまう人もいるため、今年は5月1日から15日までの半月間開催したところ大好評。一日に600冊も出て、昼には補充することもあったといいます。市民の方からも、いらなくなった本の寄贈がありますが、すでに図書館にあるものなどもここでお分けしているとのこと。
図書館長さんは、「図書館は、建物を作って来る人を待っているものであってはならない。常に図書館として何ができるのかを考えています。ここに来られない人にはこちらから出ていく。いま、出前図書館が喜ばれており、老人ホームなどの施設からは毎月来てくださいと言われて行っています。」と語ってくださいました。
小さい時から本に親しんでくれるようにと、3歳ぐらいから小学校低学年までの子どもが楽しめる「おはなし会」。
0歳~3歳の子どもを対象に15分~20分程度の保護者と赤ちゃんが一緒に楽しめる「赤ちゃんおはなし会」も行われています(注:申込制となっています)。
毎週日曜日には、映画会も行われており、5月の今後の予定は以下の通り。午後2時から3階ホールで上映します。
5月18日(日) 一般向け 「私の頭の中の消しゴム」(実写) 117分(これはとても感動ものだと周囲から聞きました。予定が入っていて行けないのが残念!)
5月25日(日) 子ども向け 「キャッツ・ドント・ダンス」(アニメ) 75分
開館延長は、働いている方々にはありがたい施策です。
「ご自由にお持ちください」と古くなった本などを市民にお分けしています。
知人の庭の花をいただきました。