29日は10時から、息子家族が住む地域のマラソン大会でした。このマラソンは学校で行われましたが、やりたい人が手を挙げて参加する地域の行事。小学生男子と女子、大人と3つのチームが順番に走る競技で、今年で30回目とのこと。
1年生の孫がそれに自分から「やる!」と言って手を挙げたというのです。
「おばあちゃん、ねえ、29日はさぁ、僕走るから。」それを聞いては応援に行かないわけにいきません。嫁さんのお父さんも泊りがけで来てくださり、我が家も万障繰り合わせて出かけてきました。
初めて付けたゼッケンは「56」。
孫の頭ではきっと、さっそうと走りぬいて、気分よく私たちのもとに堂々と帰ってくる予定だったと思います。ところが、走ってみたらみんな早い!孫はもう胸が苦しくて「血の匂い」がするほどの胸の痛みを味わったことと思います。
とうとう一番最後になっちゃった・・。終わったあと、肺の苦しさと悔しさで涙が出てきてしまったのです。自分の甘さを思い知らされた1コマだったのかもしれません。
みんなと離れて最後尾を1人走る孫にSCNのカメラが密着撮影。嫁さんは笑いながら「良かったじゃん!」と。
こうして大きくなっていくんだなぁ・・と、この時の涙にぬれた孫の顔がとても新鮮でいとおしく感じました。