まずは3月議会での私の質問は終わりました。
「地域交通対策」と「就学援助制度」と「市営住宅について」を質問しましたが、今回は「就学援助制度について」からご報告です。
今年4月から小中学生の就学援助制度の支給基準が変わります。
今まで平塚市は、平成25年8月以前(引き下げ前)の生活保護基準の1.35倍以下(父子家庭は1.45倍以下、母子家庭は1.5倍以下)の家庭を対象に支給してきました。新年度(今年4月)からは引き下げた保護基準に改め、その代わり全員を「生保規準の1.5倍以下」に引き上げることになります。そこで、これまで受けていた児童生徒が外れることはないのか確認すると、父子・母子家庭は「児童扶養手当」を受給していることが就学援助制度の対象となっており、その他収入による申請の場合でも今まで受けていた家庭はほぼ全員対象となることが確認されました。
しかし、母子家庭の2~3の家庭で収入が基準より多くなり、「児童扶養手当」の対象から外れるとのこと。その家庭には十分相談に乗り、出来る支援策を講じるよう要望しました。
新入学用品を購入するのに大変お金がかかります。「小学6年生の時に就学援助を受けていたら、中学校入学準備のお金は新年度に入ってからでなく、前もって出すべきでは」との質問に「新年度には検討していく」という嬉しい回答。
また、準要保護(生活保護受給世帯以外の就学援助受給者)の入学準備金は現在小学校入学の場合は2万470円(中学入学の場合は2万3550円)だが、生活保護の家庭は小学校入学時、4万600円(中学は4万7400円)国から出ている。要保護と準要保護の児童生徒の差について問うと、「この件についても実施の方向で検討していく」と回答。
平塚市の就学援助制度には、金額の上限はあるものの、学校でのメガネ購入費(1万1000円まで)、卒業アルバム購入費(8000円)も特別に支給されています。新年度からさらに充実する回答が得られました!
写真は今週の市役所ホールの生け花。