17日は午後から湘南平ふもとの万田地域へ。イノシシが出てきてはあちこち掘り起こし、家の庭まで荒らす事態に。
「行政も本腰入れて欲しい」と願っていたことが、実現に!
地域住民の方々と市の道路管理課、環境政策課、みどり公園・水辺課、そして県の環境農政局の鳥獣被害の専門官にも来ていただき、今後の対策を練ろうというもの。専門官からイノシシの行動や習性を聞いてビックリ。
①今まで、入って来ないようにと「バラ線(有刺鉄線)」を張っていたけれど、イノシシには通用しないとのこと。バラ線を張るとき、手に皮の手袋をして作業をする。イノシシはその皮を全身に着けている上に毛が生えているためさらに強度。バラ線の痛みなど「かゆいところを掻いているようなもの」だそう。
②唐辛子の粉が入った「忌避液」などは全く効かない。慣れてくると「あ、これか。」と逆に安全なものという認識になるという。
③オオカミの糞なども、最近のイノシシは「オオカミ」を知らないため怖いという認識がなく、効果はないという。
そこでまずやることは、「繁みをつくらない」(イノシシは、自分の姿が相手にわからないように隠れようとする。木を全部切るのではなく、イノシシの目線で 繁みとなる葉を取り除く。)ことだそうです。
いっぱいレクチュア受けました。そこで第一に何をするか。次回をお楽しみに!!