16日(日)の夜は、20日最終日を迎える12月議会の討論原稿を作っている最中でした。
いつもなら、消防車の音は聞こえるのにこの日は全く気付かなかったのです。そばに置いた携帯電話に「ひらつか安心・安全メール」が入り、「10時46分ころ、岡崎地内で建物火災が発生」というものでした。
「どこだろう・・。」でも、議員団会議に間に合わせるために原稿を書き上げないと・・と、また机に向かったのでした。しかし、朝のテレビニュースで愕然としました。
「昨夜、平塚市岡崎の無職菅間荘さん(84)方から出火、焼け跡から見つかった3遺体は、連絡が取れない菅間さんと妻ハルエさん(82)、長男祥光さん(54)とみられる。平塚署は身元の確認を急ぐとともに、現場を検証して出火原因を調べる。」といっているではありませんか。
菅間荘さんは平塚市博物館の初代館長、地域の中学校長、公民館長、自治会長と長年地域に貢献され、私も議員になってからある方のご紹介で何度もご自宅に伺ってお話をさせていただいた方だったのです。
温厚で、伺うたびに温かいものを感じて帰ったものでした。玄関の造り、庭の情景、ご夫妻のお顔がよみがえってきます。
今日夜、お通夜が行われます。菅間荘さんと奥様、息子さん、どうぞ、安らかにお眠りください。