県道平塚・伊勢原線の県道わきには花壇が設置されていて、中原地域では住民の方々の協力によって、ノースボールやパンジーがきれいに植えられて、通る人を和ませてくれています。
しかし、新大縄橋を過ぎたとたんに花壇は荒れ放題。かつては県が年に1~2回業者に委託して草をとって管理してきましたが、最近は放置されたままになっています。
県の土木事務所に聞いたところ、県の財政も厳しく、地域で管理していただけたら大変有難いというのです。2級河川の土手なども、地域の自治会等で管理していただくことで予算を削り、その代りに年間わずかの謝礼金を自治会等に出しているのが現状と言います。
(「ツインシティ計画」などの大型公共事業や、「インベスト神奈川」という大企業誘致に膨大な資金を提供するような優遇策を切り替えれば、福祉にも地域の整備にも潤沢に予算を回すことができるのに・・!と腹が立ちますが)
草ぼうぼうになってツツジが見えなくなっています。
植栽されているツツジより草のほうがはびこってしまい、最近2か所の花壇のツツジを根っこから切って、草が生えないように樹脂のようなもので埋め立ててしまいました。
上の写真:チューリップの球根とパンジー
目の前には、可愛い子供たちが通ってくる保育園もあり、何とか花壇をきれいにして花を咲かせ、喜んでもらえる道にできたらと願っています。
地域の自治会では、次々と県や市からの仕事が増えてとても手に負えないとのこと。そんなわけで数人の有志で今、草取りを開始しました。そして、わずかずつですが、花や球根を植え始めました。
この花壇が「気になっていた」という方が通りかかって「よくやるわね、気になっていたけど体が思うように行かなくて、私には無理。でもよくやってくれたわ・・。」と言ってくださいました。
県道を通る車からも、クラクションで声援をくれる人もあり、「みんなここを通る人は気にしていたんだな」ということがわかり、励まされています。
しかし、草ぼうぼうの花壇はまだまだ並び、数人の手ではとても無理。どうか、この活動にご賛同いただける方は、是非声をかけてください。ご一緒に花を咲かせませんか?