「12・2首都圏大集会in座間」が開かれた座間市の谷戸山公園には、早い時間から多くの市民や周辺自治体の人たちが続々と集まってきました。
会場に着くと、はたの君枝・笠木隆 両衆議院比例代表予定候補の元気で温かい歓迎の言葉がマイクから流れ、「神奈川は今頑張っているぞ!」という思いがしました。
集会では、新日本婦人の会の高田公子会長が主催者からのあいさつ、日本共産党の志位委員長が情勢報告を行いました。
その中で志位委員長は、「11月1日には、日本の自衛隊がインド洋から撤退し始めた。これは、防衛大臣が撤退させたわけでも、福田首相が撤退させたわけでもない、国民が撤収命令を出したのです。日本の歴史の中で、戦地から軍隊を撤退させたのは初めて!」と語り、大きな拍手が起きました。
国民の税金を使ってアメリカと政府・財界ぐるみでうまい汁を吸う今の防衛省の体制が明るみになっています。「これ以上負担を強いられては生きていけない!」と訴える国民が多い中で、こんなことを許してはおけません。
沖縄、岩国、そしてこのキャンプ座間での集会と、それぞれの運動を通じて、国民の怒りをしっかりと示していくことが政治を変える大きな力になると思います。
大学に通うことになって、この座間に越して来たという若い女性は「基地のない所に住んでいたから、何もわかっていなかった。知らないということが、そこに住んでいる人たちを苦しめていることを知った。もっともっと、多くの人にこの現実を知ってもらいたい!」と、涙ながらに訴えました。
平塚からは、バス3台で参加しました。デモ行進は無理という方のために車を用意し、「平塚」の隊列の後ろをゆっくりと車で「みんなと一緒に」行進しました。