松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル • 議会の取り組み

銃剣道は中学生に必要か?そもそも銃剣道とは?

2017年4月5日

中学生に「銃剣道」を教えることに、「異論」続出!
しかも、全国の中学校で初めての実践校が平塚市立中学校だったとは!

3月31日、小中学校の新しい学習指導要領が公表され、中学校で教える武道に「銃剣道」が加わりました。現在中学の保健体育では8種目の武術が行われており、「銃剣道」が新たに加わって9種目となります。柔道、剣道、相撲のうちの一つを「必修」とし、「空手、なぎなた、弓、合気道、少林寺拳法、銃剣道」は学校や地域に応じて選択できる武道としています。中学校で、この新しい学習指導要領の実施は平成33年からとなっていますが、そもそも「銃剣道」とはなにか、なぜ中学生の授業に必要なのか、新たな指導要領に異論が続出しています。

「銃剣道」とは、接近戦において、相手を銃剣で突き刺して倒す格闘術から生まれた競技だと言われています。ライフル銃のような小銃の先端に付いた鋭い刃、それが「銃剣」であり、旧日本軍の訓練にも導入され、現在でも競技人口の約9割は自衛隊員であるといいます。

新潟県知事・米山隆一氏も自身のツイッターで「(略)私は反対です。柔道、剣道、相撲はルールも整備され、競技人口も多くスポーツとして確立していますが、銃剣道はその状況になく時代錯誤としか言えません。恐怖を覚えます。」と書いています。
そして、反対の具体的な理由として
●日本では「銃剣」は銃刀法によって所持することは禁じられている。銃剣道を習っても護身に用いることは不可能。
●棒を使った護身術なら剣道の方が上である。
●習ったとしても、その競技を続けられる人は極めて限定される。
といった点をあげ、「戦前精神論への郷愁以外のいったい何でしょうか?」と。

今日、私の所に「自衛隊の職業体験学習なんてもんじゃない!『銃剣道』の主目的は、人の胸やのどを銃剣で突いて、いかに相手を殺すかの技ですよ。とんでもないことです!」と抗議の電話が来ました。

平塚市のある中学校では平成27年度からやっているということが、ネットでも明らかに。重大な問題であり、実態を調査していきます。

↓もご覧ください。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/03/31/jyukendo_n_15720040.html

写真は上のブログより。

JYUKENDO


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