私が週に一度、登校班と一緒に学校そばまで歩くようになって10カ月になりました。おかげで、地域の子供たちの様子がだんだんわかるようになりました。上の写真は、金田の子供たちを迎えてくれる富士山です。
登校班は家がそばでも、人数が多いと年長生徒が把握しやすいように少数班に分かれるのです。1班に10人以内がほとんどですが、私の家の前に集まるグループは6人。1班ずつ歩いていくと、辻々で他の班の生徒と合流し、仲のいい友達と出会うと、列を乱さない程度に近寄って楽しそうに会話が始まります。
そして、車の多い道路では、毎朝地域の方がボランティアで子供たちの安全を見守ってくださいます。子供達も、そのありがたさを十分わかっていて「オッハヨオ!」といって手と手をタッチして通って行きます。雨でも出てくださり本当にありがたいと思います。
もう少しで金田小学校というこの道路は、もともとは農道で朝はたまにしか車は通りません。だから、みんなこの道に来ると悠々と歩きだします。その前方には天気がいいと、このように大きな「富士山」がみんなを迎えてくれるのです。金田の子供たちは、素晴らしい自然の中で元気に登校しています。
この日(21日)の朝は、そばの畑一面に霜が降りました。寺田縄では今年初めての霜ではないでしょうか。これからも、寒さに負けずに登校する子供たちから元気をもらいます。