昨日、市民活動を活発にやっておられる方とも話題になったのですが、「わかっていただくことの難しさ」を日々痛感しています。その方も、「わかってもらうには字が多くなる。わかりやすく、簡単な言葉で・・といわれれば、なお字が多くなる。困ったものだ。簡単にわかりやすい説明ってどうしたらいいですかねぇ。」と・・・。
(空気が澄んで、富士山がきれいに見える時期になりました)
実は、私たちが発行している「議員団ニュース」でも、「字ばっかりで、読みたくなくなる」「専門用語が多く、わかりにくい」とよく言われます。「パッと見てわかるようにして」といわれるのですが、これが一番難しい。
大きな見出しで2~3のことを伝えるならそれもできるでしょう。しかし今、国の動向と同じで行政の動きも目まぐるしく変動し、皆さんに伝えたい、伝えなくちゃという事項が多すぎる。そして、週に一度の発行ですから、紙面も限られている。こうした中で、私たちの焦りもあるのかもしれません。
先日、近隣市町村の党議員の集まりがあり、それぞれの議員団ニュースを持ち寄りました。数週間分を持って行った中で、まず話題になったのは「ほぉ!平塚で猿が出たんだね!」だったのです。
結局、行政の問題より、1枚のニュースの中に「まず、気を引く記事があるか」なのです。難しい記事だけなら、そのまま「積んどく(読)」になるけれど、気を引く記事に目を通すことから全体に目が行く。こうした出す側の不断の勉強が必要だということを、改めて知らされました。