昨日の昼のニュースを聞いていたら、我慢できずに早々に緊急の仕事を済ませ、国会前に向かいました。前日2時間しか寝ていなく、朝は金曜日の早朝駅頭宣伝から始まって目いっぱい仕事が詰まっていたので、気持ちが逸(はや)り、居ても立っても居られない思いで飛び出したのはいいけれど、東京に降り立った時、「あ、結構疲れてる・・。」・・・足取りが重い。(^_^;)
昔の人は、警察に捕まってでも正しいと思ったことを貫いた。そうした運動のおかげで現在がある。そんなことを考えると、これくらいの疲れは我慢がまん。仲間と行くときと違って、1人国会前に行くときは、いつも70年安保の時の「絶対許せない!」の思いで、なんの組織にも属さない私がたった1人で国会前に向かった時のことを思い出します。
着いたのは5時半ころ。6時半からの抗議行動に備え、皆な一旦休んでいたようで思ったより少なかった。
ところが、うす暗くなるにつれドンドン人が増え、総がかり行動実行委員会の発表では9000人とのこと。全国各地で抗議行動が行われていることを考えればすごい数です。
不公正な選挙制度によって民意とはかけ離れた国会の力関係になっているため、今回も世論調査で国民の64%が「今国会で成立させる必要はない」としているにもかかわらず、国会の数の力を利用して強行採決をしてしまいました。与党もそれがわかっているから、これまで実施できなかった悪法を今のうちに通そうと必死になっている。無理を承知で!国民の声を無視した政治、いつまでも続くものではないし、続けさせてはいけないと思います。
民進党、共産党、社民党、沖縄無所属の国会議員、大学教授などの抗議の訴えに、国会前では「そうだ!」「おー!」などの声で一体となりました。
絶対に「共謀罪」は認められません。今でも不当な取り調べが行われ人権侵害が横行しているのに、戦前に戻してはならない。皆さん、声を上げて行きましょう。