唯一の被爆国であり、その被爆者の方々をはじめ、日本国民の悲痛な願いである「核兵器禁止条約」が国連で採択されようという重要な場に、日本の総理大臣は反対の立場から欠席。
今年長崎で行なわれた「平和祈念式典」では、田上長崎市長は、7月に国連で採択された核兵器禁止条約に触れて、「交渉会議にさえ参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できません」と訴えました。
そして、その式典に出席した安倍首相に、被爆者代表は「総理、あなたはどこの国の総理ですか?」「あなたは私たちを見捨てるのですか」と痛烈に批判しました。それは国民の真の願いに背をむける総理に対する心からの気持ちでした。
それでも、核廃絶を一言も言えない総理、昨年はオバマさんが核廃絶を訴える場となった平和式典、今年は被爆者の会との面会で、被爆国日本の総理が被爆者の方々から叱責される場となりました。
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