政府は、2年前に大幅な引き下げをしたばかりだというのに、生活保護を受けている人より厳しい生活をしている人が沢山いるとして、10月にはさらなる保護費の引き下げを行なおうとしています。
その生活保護費以下の生活をしている人は、当然生活保護を受けるべき人たちであり、そうした人たちに我慢させておいて、「生活保護」を受ける人は特別な人のような扱いをしている日本。OECDなど諸外国では低所得水準の人の9割近くが受けているというのに、日本で生活保護を受けている人は、受けるべき水準の人の2割にも満たないのです。
「生活保護は恥」と思わせて、出来るだけ受けさせない日本政府。先進国と言っている日本の実態が、世界から見るといかに異常かがわかります。今週の議員団ニュースをご覧ください。
(写真は、今週の市役所1階の生け花です。毎週平塚華道協会様が活けてくださっています。)
上のニュースの「全国における生活保護制度利用者数の推移」のグラフの右側目盛りは‰(パーミル)で表しています。文章内では「平成26年度は1.7%」としており、17.0‰=1.7%であることをご了承ください。