昨日は金田地域の「敬老福祉まつり」でした。75歳以上の方約150人がご出席され、地元保育園児のお遊戯や公民館の利用団体による歌や踊りなどが披露され、地域全体で長寿をお祝いしました。保育園児の保護者は日頃働いているので地域の状況がわかりにくいけれど、こうした行事を通じて地域福祉の実態を垣間見ていただく機会でもあります。
今年は手話による解説、また手話の歌も披露され、地域の中にさらに「福祉」の広がりを感じました。金田福祉村も創立15年がたち、地域にすっかり根付いたけれど、女性も男性も定年後新たな仕事を見つけて働く人が多くなり、ボランティア活動に携わる人が少なくなっているのが課題です。
元気な高齢者が地域福祉を支えている。これが実態であり、これからは「ここ」をどうするのかが重要なのだと感じます。何歳になっても、いかにハツラツとやりがいを持って「支援者」たり得るか。今後益々超高齢化社会になっていくのに、老々支援で地域福祉が充実するのだろうか・・と、強く感じます。地域福祉村の皆さんは、多くの問題を抱えながらも、今できる最大のサービスをと頑張っています。皆さんに「おみやげに」と、1つ1つ用意された折り紙の「薔薇の花」に感動しました!!