松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

救急隊の使命感を痛感

2018年10月22日

昨日の早朝配達で4時半過ぎたころ、暗い道路の途中に何か横たわった物体が・・。「え!?今の人のような・・!!」一旦通り過ぎてしまいましたが、再びそこに来て良く見るとやはり人が倒れているではありませんか。怪我はなく、まわりに血の跡もなく、襲われた感じはない。薬物かお酒か・・?声をかけたが返事がない。自分ではそれ以上できずに、まずは119番通報を。

ところが、119番は専門家。いつもそういう人を相手にしているわけですから、てきぱきと指示する。「息をしているようですか?」「・・しているようです・・」「お酒の匂いはしませんか?」「そこまではわかりません」というと「匂いがするか確認してみてください」と・・。

道路に這いつくばって相手の顔に近づかなくてはわからない。どこの誰かもわからない人の息の匂いをかぐ・・?!  躊躇していると、「その人を仰向けにしてみてください」 言葉には出ませんが、暗闇の中で「えっ!!仰向けにした時に血が出ているとか・・・?」と思うと、その行動にもすぐに移れない。

「もう一度声をかけてみてください!救急車は出動しましたが、まずもう一度声をかけてください」といわれ、「大丈夫ですか!」というと 「う・・・。」と発するが、起き上がることも、目を開けることもない。「声は出ていますが言葉になっていません。」そうこうしているうちに救急車が到着。

ああ、自分の意気地なさを悔やみました。救急隊員の方々は「どこの誰かもわからない人」の息を、脈を、身体を触って、命を守っているんだ・・。今度こんなことに遭遇したら、仰向けにして身体の状況をみれるかな・・。

今日、再び早朝配達で同じ道を通り、うす暗い道路に何もないことの喜びを噛みしめました。

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