前川喜平氏と寺脇研氏の対談「これからの日本、これからの教育」はペンを片手に、感動する言葉に線を引き引き読んでいます。様々な圧力にグッと耐えながら、素晴らしい志を持った人たちが文科省で頑張っているんだ!
前川氏が文科省を退職せざるを得なくなったとき、全職員に送ったというメールの文章には、前川氏が自分への戒めとして常に心を砕いていた教育行政官としての心構えが盛り込まれています。
この本は、単なる対談集ではなく、教育の歴史と、教育の根本を教えてくれて、心洗われる思いになります。