土屋にある「あおぞら保育園」は無認可保育園です。自然の中で、科学的な保育方針に沿って保育を行なうという点で、大変参考になり、これまでにも行事の時に何度か伺ってきました。20日は、「開所記念日」というので出かけてきました。
始まりが8時半から。行事にしては早い!土地柄もあり、着いたらまだいたるところが霜で真っ白!いつもなら泥んこの道もカリカリ、草まで凍っています。そんな中、先生と子供たちが来客が来る前にと、広い縁側を裸足で拭き掃除をしているではありませんか。縁側の濡れた所が凍っているので、拭きとっているのです。
9時近くなったら凍っていた土も融けだして、いつものやわらかい土になったと思ったら、早速小さな子が裸足で泥んこ遊びを・・。「今ようやく融け始めたばかり、冷たすぎる~!!」これは、私の考えることで、この子たちにとっては日常なのです。
そんな素敵な子どもたちの行事を満喫してきました。
最初に子供たちが扮した「獅子舞」に、頭を咬んでもらうと福が来るというので、みんな怖さと面白さで大賑わい。
次は、保護者と先生と子供が一緒に演じた「大きなかぶ」。大きなカブをおじいさん、おばあさん、孫たち、犬や猫、ネズミまで手伝ってもらって引き抜くシーン。
人形劇に子どもも釘付け。実は私も!
その後は外に出て、観客(子供たちと家族)は園庭に敷いたシートに座って待っていると、広い縁側で保護者と先生による壮大な踊りが!これはとても、にわか仕立てとは思えない迫力があり、感動的でした!
子供たちのために、先生と保護者が一緒になって盛り上げている、どこの劇団にも負けない素晴らしいものでした。
どの子も素足でたくましい。
その後は、みんなで2つの橋を渡って川の両側をマラソンです。ここを卒園した小学生の先輩も一緒に、20分間に何周するか。
小さい子は留守番かと思ったら、「その子なりに」全員が参加。4周、5周した元気な子供もいました!
戻ったら、先生と保護者で準備していたもちつき大会!
具だくさんのお汁とともに、何種類もあるお餅の味を堪能していました。
もち米も7分搗きで、毎日の食事の野菜も安心・安全に気を使っているとのこと。普段は砂糖もほとんど使わないといいます。保護者も普段から色んな事を手伝っているので、何でもよく知っていて、私にはどの方も「先生」に見えました。
素晴らしい行事を拝見し、すっかりお餅まで御馳走になってしまいました。このたびは、あおぞら保育園の皆様、ありがとうございました。