2003年、私が市議になった年でした。「年金改革」と称して、当時でさえ眉唾のチラシが大々的にまかれたのを思い出します。
この内容に対し、全国から多くの疑問の声が出たとき、政府自民党ではなく公明党がすごい勢いで反撃していたことも鮮明によみがえります。
上手い話の時は疑うこと。これは、サギ防止の第一条件です。
多くの国民は、世界情勢・政治情勢が混とんとしている時代に、政権政党として「100年安心」などという言葉を使うところからして、信じがたい思いを強くしたと思います。
年金では足りない、あと2000万円必要との金融庁の試算に対し、自民党は参院選の前に、(こんなものを発表して)最悪のタイミングだとして、その報告書を受け取らないという、公明党の山口代表は「誤解を招くものを出してきた。猛省を促したい」などと言っていますが、大丈夫な証拠をしっかり示すことではないでしょうか。