(市民病院の駐車場のそばに梅がきれいに咲いていました。そういって見ていただけると嬉しいですと奥様。)
私達は、日頃「平和」についてなかなか議論しないし、改まって言うようなものでもないと思ってしまいがちです。でも、私たちの日々の生活全般にかかわる一番大きな問題であることは事実です。
先月末に原子力規制委員会が原子力発電所から半径5キロ圏内、5~30キロ圏内の災害対策の見直しをしたことが報じられました。これを今後の地域防災計画に盛り込むための参考にするようにと言われています。
神奈川県には、原子力発電所はありませんが、横須賀港は、米軍の艦船の母港とされ、原子力空母が1年のうちの約半分は停泊しています。この原子力空母(ジョージ・ワシントン)が搭載している原子炉2基の規模を米軍は示していません。(米軍は政府に示しているが政府が公表していないのかは定かではありませんが、軍事機密とされています)
しかし、専門家の分析では、熱出力は60万kwの原子炉が2基搭載されているとしています。その電気出力は福島第一原発1号炉の46万kwに匹敵するといわれています。 一昨年の3月11日の大震災の時、横須賀に停泊していましたが、「あまりの揺れに急いで埠頭の岸壁から離した」そして、「その時津波の引潮は183センチだった」と乗組員は話したと言います(星条旗新聞)。もし、冷却用の海水を取り込めなくなったら、もし、大きな衝撃で岸壁に衝突し炉に影響したら、という危険なものが神奈川にはあるんだということ、しかもその横須賀から平塚まで直線にして半径30キロ圏内にあるということを認識しておかなくてはなりません。
こうしたことから、今回の議会では、核兵器廃絶平和都市宣言を掲げている平塚市としての対応を聞いていきます。
1 市長に問う
( 1 )「核兵器廃絶平和都市宣言」平塚として
ア 市長のエネルギー政策に対する考え方
イ 横須賀を母港とする原子力空母について
ウ 核兵器廃絶平和都市宣言3 0 周年について
( 2 ) ツインシティ整備計画について
( 3 ) 生活保護基準の見直しによる市民生活への影響
( 4 ) 平塚市のクリーンエネルギーに対する考え方