松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル • 議会の取り組み

龍城ヶ丘プール跡地開発は、「住民とともに進めるまちづくり」ではない

2019年10月28日

ひらつか海岸龍城ヶ丘プール跡地をParkーPFIで開発する計画に、地域住民は非常に危機感を持っています。「平塚の観光名所」として是非という声もある中、なぜ地元がこんなに反対なのか。そこには市の「あの松林は防砂林ではないので切っても影響はない」という言葉です。
 防砂林と指定されて植えたものでなくても、現在防砂林としての機能を充分果たしていることは明らかであり、運営費を2億円から6億円に変更した理由の中にも松林を伐採して駐車場等を整備した場合、飛砂が大きな障害になるために「砂押し」に係る経費を上積みしたのです。経営者側には「飛砂が大きく影響するから」とそれに係る予算を上積みしながら、住民には「影響はない」で伐採ありきで進もうという。
こうした態度は、到底、住民と共に進めるまちづくりとは言えません。

私達平塚市議5人は、この龍城ヶ丘プール跡地問題は平塚市のまちづくりに対する考え方、進め方に非常に問題があることを市民の方々に発信しています。
これまで、なでしこ公民館、須賀公民館、富士見公民館で学習会を開き、皆さんと懇談し、26日には松原公民館で住民の方々と懇談してきました。
この問題に限らず、「まちづくり」は「地元」に降りかからないと住民の感覚には温度差が出る。だからこそ、平塚市はこれまで、住民がまちづくりに関心を持ち、地域にそぐわない開発に対しては「自分たちの地域は自分たちで守る」地区まちづくり協議会の設立を推奨してきた。

ところが、市が進める計画に対しては、自治会役員だけを集めて了解をとるというやり方。しかも、PFI手法のためどんな開発かもわからない事業に対し何度も何度も役員を集め了解をとる。そして市が進める開発に対して異議を唱える住民は煙たい存在という対応です。民間事業者には手厚く、市民に対しては強行であり、こうした行政の圧力は「住民のまちづくり」にはそぐわないものです。

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