毎月新聞の集金に伺うお宅に今日も行くと、いつもの猫が出てこない。ご主人が出てこられ、玄関に飾ってあった猫の写真を指さして「この子が先月の末に亡くなったんですよ」と。「え!?この間元気だったじゃないですか?」とあまりに突然でビックリでした。その日の朝から何も食べず、おかしいと思っていたら午後からクタッとしてきたので、急いで動物病院に連れて行ったら即入院。苦しいはずなのに、病院のベッドから飛び降りた(落ちた)といいます。この時「死が近づくとどこかに行こうとする習性」が頭をよぎったと・・。帰宅したあと亡くなったとの連絡があり、「看取ってあげられなかった申し訳なさで、まだ立ち直れないんですよ」と・・。その猫が拾われてこの家に来た時からの写真をいっぱい見せていただきながらお話を伺いました。「こんなこと、みっともなくて人には話せませんよ。」とご主人は涙をにじませ語られました。本当に家族の一員ですから・・。私も猫のピーといつもおでこを寄せ合ってハグハグしているので、胸が詰まる思いでした。
下は↓、家族としての温かいひと時のユーチューブです。