土曜日、相談者の家に伺った帰り道、畑の真ん中で多くのカメラマンが控えているのに出会いました。こうした光景は、鈴川の土手でカワセミを追う人だかりで、見慣れているのですが、「こんなところにカワセミがいるわけもないし・・・。」と、近くにいた数人のカメラマンに聞いてみました。
すると「チョウゲンボウがいるんだよ。」と言って、以前とった写真を見せてくださいました。結構大きな鳥のようです。
「今日はここにいるって、どこかから情報が来るんですか?」というと、「来るんだろうなぁ。」・・と。それぞれのカメラマンが一緒に行動しているわけでもなさそうです。大きなカメラと三脚で、スターを追うファンの群れのように真剣な面持ちで待機しています。
そのうち、カメラから目を離さなかった一人が「あ、今あそこにいる!」というと、近くの電信柱に多くのカメラが集中しました!
思わず、私までカメラを向けた・・・。
結構離れていましたが、先日の誕生日に息子夫婦が買ってくれたデジタルカメラだったので、何とか写せました。なんだか、私まで望遠レンズで追いたくなってしまい、あのカメラマンたちの気持ちがわかりました。
チョウゲンボウは、国の天然記念物に指定されている貴重な鳥ということですが、近くの農家のお父さんは「ああ、今の時期はよく居るよ。」と気にもとめません。そんな鳥が餌を求めてくる平塚の自然を大切にしたいですね。